美術家、Franck Bragigandが、’06年12月、大阪に滞在し、浪速区にある公園と小学校の遊具をペイントしました。このブログではその制作過程を日々報告しています。
public responsibility
- 2006/12/23
- category: report in Japanese
12月4日からスタートしたUrban Concern - Osaka II。
悪天候の中ハードなスケジュールをこなし、公園を塗り終えたアーティストは昨日帰国。
アーティスト、フランク・ブラジガンドの仕事は、見向きもされなくなったモノや空間に色を塗ることで新たな息吹を吹き込み、再び日常の暮らしの中で存在し使われていくことに意味を持つ。
乾燥中の滑り台を除いて作業は終了したが、これでプロジェクトが完了したのではなく、今後使われていくことで続いていくものなのだろう。今回のプロジェクトは地域の人びとにどんな影響があったのだろう?数年後、数十年後、ペイントに参加した子どもたちは、遊具を塗ったことを覚えていてくれるだろうか?
アーティストの言う「public responsibility/共有の場への責任」が果たせたことを祈りつつ。
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