美術家、Franck Bragigandが、’06年12月、大阪に滞在し、浪速区にある公園と小学校の遊具をペイントしました。このブログではその制作過程を日々報告しています。
2006.12.16
- 2006/12/16
- category: report in Japanese
朝からピッチを上げて、ブランコ、滑り台の仕上げにかかる。今回は錆びとり用ペンキの上に色を3回重ねて塗っている。明日は雨なので早く終わらせて乾かさなければいけない。アーティストは昨日ペイントした滑り台の色がしっくりきてないらしく、色を少し変えて上塗りしていく。
全然手をつけてなかった鉄棒の作業をする前に、その下に出来てしまった水たまりを埋める。ただペイントするだけでなく、いろいろな下準備が山ほどある。
午後1時から3時までは4人の子どもが参加。
学校で塗り残した台を塗り、街頭の柱のサンドペーパーがけをする。
下地作りは、とても重要な仕事。捉え方によって楽しくもなり辛くもなる。ガタガタでザラザラだったものがつるつるになっていく過程を楽しめるか否か。もちろん、ガタガタのままペンキを塗っていくことも出来る。しかし、完成した喜びは少し違うのではないだろうか?
公園の初日にペイントしたコンクリートのベンチは、その後の雨のためペンキがきちんと定着していない。そのため、ペンキをいったん剥がして、もう一度やり直し。最後はスタッフ全員がその作業にとりかかった。またみんな粉まみれ。
本当にお疲れ様です。
明日の予報は雨。
なので一週間ぶりにお休みです!
categories
- information
- report in Japanese
- report in English