美術家、Franck Bragigandが、’06年12月、大阪に滞在し、浪速区にある公園と小学校の遊具をペイントしました。このブログではその制作過程を日々報告しています。
2006.12.04
- 2006/12/04
- category: report in Japanese
今日から小学校のペイントスタート。
朝9時からフランクと2名のサポートスタッフそして事務局スタッフと私の4名が現場に入り、作業を開始。小学校はあらかじめ下地とペイントされていたので、その色を生かして一部だけペイント。なので、いきなり塗る場所を拭いてきれいにし少しペーパーをかけて、マスキング、ペイントと作業はかなり進んだ。
子どもたちもペイント!
小学校では、4年生以上の児童も授業で1時間ずつ参加することになっていて、午後から5年生1クラス(18人)がフランクと一緒にペイントを行った。正直なところ、子どもがペンキのついた刷毛を振り回したり、ペンキのつけあいっこをしたり、予測出来ないような事態になることを恐れていた。。しかし、まず教室でフランクのこれまでの作品を見せながら簡単に説明して、次にフランクが丁寧にペイントする作業も直に見てもらって、数人ずつに刷毛を渡して順番に塗っていくという方法で進めていくと、大騒ぎになることもなく、みんなフランクの手さばきに感心して、フランクや私の言うことをとてもよく聞いてくれる。そんなに塗り方を説明しなくてもフランクに習って丁寧に作業を進めていた。最初に紹介したフランクの仕事にも写真が変わるたびに反応を示していたので、ある種の尊敬のまなざしでみていたのかもしれない。みんな「もっとやりたい!!」っていう表情で、ほかの子どもが塗っているのを見ていた。そしてアーティスト自身も、このワークショップをとても楽しんでくれたようだ。作品の仕上がりにはとても厳しい人なので、怒り出したらどうしよう。。とドキドキしていたが、第一関門突破という感じです。しかしあさってには30人以上のクラスもあるので、大人数に対応できるように何か策を考えなければ。
残念ながら子どもたちとのワークショップ風景は、私自身がバタバタしていたため写真での記録がほとんどなく、ビデオで定点撮影しか出来ていません。あぁ〜ほんとに残念。。。
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