美術家、Franck Bragigandが、’06年12月、大阪に滞在し、浪速区にある公園と小学校の遊具をペイントしました。このブログではその制作過程を日々報告しています。
「日常の修復」大阪成蹊大学
- 2006/12/02
- category: report in Japanese
先月11月に、約1ヶ月の滞在制作で京都の長岡京にある大阪成蹊大学にてプロジェクトを行っていたフランク・ブラジガンドの展覧会が11月27日(〜12月16日まで)からスタートしてます。
今日はアーティストトークがあり、大学まで行ってきました。
学内のギャラリーでは大学の倉庫に眠っていたリヤカーや足場、拾ってきた自転車や近所のブランコなど赤と白で塗られて展示されています。展覧会終了後は、そのまま大学で使われるよう。ブランコは引き取り手を探していましたが、今日決定したようです。ほかにも、ペイントされたベンチはもとあった場所で既に使われています。展示室の2階には、黒く塗られたお弁当箱やラーメン、ヨーグルトのカップなどのプラスチック容器がこっそり展示されています。お見逃しなく。
そして今回のもう一つの大仕事は大学のすぐ横にある公園のペイント。パステル調の優しいい色でペイントされた幸せそうな遊具たちが、すっかり公園となじんでとても穏やかな雰囲気を漂わせています。
しかし、出来上がった風景からは創造も出来ないほど、完成までのプロセスは大変だったはず。特にジャングルジムが。。。噂によると作業は昨日までかかっていたようです。まあそんなことは裏方の話ですが。
とにかく、みなさま是非長岡京へ足をお運びください!
そして青山先生ほか毎日作業をしていたみなさま、本当にお疲れさまでした。トーク終了後の交流会では、森本先生率いる学生のみなさまによるおもてなしとても素敵でした。
さて、今日はバトンタッチの儀式?だったのか(笑)。いよいよ明日にはフランクが大阪入り、月曜日から小学校のペイントに入ります。
お天気が続きますように!
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