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野点BLOG

美術家、きむらとしろうじんじんによる「野点(のだて)」が2年ぶりに新世界・西成エリアに帰ってきます!このブログでは、今年秋の野点開催に向けて準備の様子を日々アップしていきます。

[project data] !!!スタッフ随時募集中!!!

現場見学説明会@大阪・堂山

img07100036_1 img07100036_2 img07100036_3 img07100036_4 新世界+山王・飛田・太子地域での野点を目前に控え、実際に野点の現場を見ておきましょう!ということで、大阪・堂山で開催される野点にサポートスタッフの皆さんとお邪魔しました。

堂山の野点は、[MASH大阪]という団体が中心となって企画運営されている[PLuS+(プラス)]というイベントの関連企画として開催されました。

PLuS+について
http://www.mash-osaka.com/plus/

MASH大阪について
http://mash-osaka.com/

東梅田の、新御堂筋に面した路地を入っていくと、トタンに囲まれた更地から聞き覚えのある声。じんじん+スタッフの皆さんがすでに準備に取りかかっておられます。

大通りの喧噪とは無縁の更地は、見上げるとビルの切れ目からぽっかりと空が一面見える程の抜け具合。梅田にこんな場所があったのか、と思ってしまうような場所。

あいにくの空模様のため、3つのテントをたてて、さらにロングバンからリアカー2台を搬出し、支度を整えていく皆さん。準備中にちらほらとお客さんもあらわれ、少しずつ場の温度があがっていきます。

新世界以外の現場を見学する機会なんてなかったので、ついつい身体が動き出してしまします。加勢したいのはやまやまですが、「いやいや、今日は見学にきているのだ!」と言い聞かせ、新世界+西成組のサポートスタッフに説明することに専念。

冷静に現場を観察すると、忘れかけていた「そうそう、これって大事よね」というポイントも再確認でき、事務局にとって事前に現場に立ち会えたのは、とてもよかったです。

また、サポートスタッフの皆さんにとっても、野点の現場がどのように成り立っているのかが、現場で確認・質問でき、現場のイメージを少しでも頭にインプットしてもらえたと思います。

きむらとしろうじんじん

1967年新潟生まれ。京都市立芸術大学にて陶芸を学んだ後、京都をベースに活動を行う美術作家。1995年から陶芸窯をのせた「野点-移動式カフェ」をスタート。現在までに全国各地の路上や公園、駅前、河川敷など様々な場所で開催している。long interview [log-osaka]

野点-焼立器飲茶美味窯付移動車

野点(のだて)とは、野外でお茶をたてて楽しむことです。
きむらとしろうじんじんによる「野点」は、大小2台のリヤカーに、陶芸窯・素焼きのお茶碗・うわぐすりなどの陶芸道具一式と、お抹茶セット一式を積んで、まちの様々な場所にあらわれる移動式カフェ、旅回りのお茶会です。ここではお茶を飲むだけでなく、じんじんが作った素焼きの器にその場で絵付けをし、楽焼き(らくやき)という方法で焼きあげられた自作のお茶碗でお茶を楽しむことができます。1995年からスタートした「野点(のだて)」は、不特定多数の人々が行き交う路上や公園など全国各地の(主に)パブリックスペースで開催されています。

今回で3回目の開催となる新世界、西成地域で野点では、前回、前々回で築いた地元とのネットワークをさらに拡げながら、開催に向けて準備中です。

  • *協力:新世界町会連合会/新世界連合振興町会/山王連合振興町会/飛田連合振興町会/萩之茶屋連合第一振興町会/萩之茶屋連合第二振興町会/山王女性会/新世界市場商業協同組合/通天閣本通商店街 青年部/新世界恵老会/ジャンジャン横丁・町 若手の会「新世代」/新世界てんこ盛り倶楽部/新世界ブログ会/飛田地区商店会連合/飛田新地料理組合/飛田新地協同組合/大阪簡易宿所生活衛生同業組合/わが町にしなり子育てネット/西成児童館の会/通天閣観光株式会社/各開催地の皆様
  • *衣装協力:当房優子/大中香/川合幸枝
  • *リヤカー協力:市村恵介/神谷三郎
  • *茶道具協力:清原正人
  • *主催:大阪市
  • *助成:(財)地域創造
  • *企画:雨森信
  • *企画運営:新世界ブレーカープロジェクト実行委員会/(財)大阪城ホール
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