地域に根ざした作品、活動、しくみを生み出すアートプロジェクトの実験 「まちが劇場準備中」
レポート:『まちが劇場準備中』の振り返り
- 2009/04/04
- category: 事務局レポート
1月18日
プロジェクトメンバーミーティングを行いました。
1月末までの契約のため、プロジェクト拠点MaMeGeKiでの最後のミーティングとなります。
5月から9月にかけて行ったフィールドワークやオープンミーティングに参加し、この地域で何かしたい!と集まったプロジェクトメンバー。若手アーティスト、学生さん、会社員など様々な立場のひとたちにいろんな形で関わってもらうことができました。
「地域に根ざした作品、活動を生み出す」ための実験として、様々なプログラムをまちを舞台に展開した『まちが劇場準備中』。
まちと関わるとは?アート・プロジェクトとは?
感想や反省点を交えながら今年度プロジェクトを振り返りました。
成果としては、
・今までで初めてまちの中(新世界市場)に拠点を持ちプロジェクトを行えた
・たくさんの人に関わってもらえた
・今まで出会っていなかった地元の人たちに出会えた
・プロジェクトを継続していくための実験を行えた
反省点としては、
・外に向けて分かり易さを再編集する必要があった
・もっと効果的に集まったメンバーの技術を活かせればよかった
・タイムスケジュールが難しかった
などの意見が出ました。
そして、これからの課題として、ブレーカープロジェクトの活動はどういった形で継続していくのか?という話に及び、藤さんからは、既存のアートプロジェクトの見る/見られるという関係ではなく、一緒にどう現場を作っていけるのか。まちづくりではなく、「まちづかい」の実験として、いろんな場所を使い、いろんな人に出会うことで面白いものができるのではないかとの意見が出されました。
これまで積極的にまちに出て築いてこれた関係性を活かしながら、ブレーカーができることとは何なのか?このミーティングで出された意見も参考にしながら、未来についてのブレーカープロジェクトを考えてきたいと思います。
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