“アー”ツクール つれズレなるまま - BreakerProject.net

breakerproject.net
08

地域に根ざした作品、活動、しくみを生み出すアートプロジェクトの実験
「まちが劇場準備中」

[project data]

レポート:『まちが劇場準備中』の振り返り

写真1 写真2 写真3 1月18日

プロジェクトメンバーミーティングを行いました。
1月末までの契約のため、プロジェクト拠点MaMeGeKiでの最後のミーティングとなります。

5月から9月にかけて行ったフィールドワークやオープンミーティングに参加し、この地域で何かしたい!と集まったプロジェクトメンバー。若手アーティスト、学生さん、会社員など様々な立場のひとたちにいろんな形で関わってもらうことができました。

「地域に根ざした作品、活動を生み出す」ための実験として、様々なプログラムをまちを舞台に展開した『まちが劇場準備中』。
まちと関わるとは?アート・プロジェクトとは?
感想や反省点を交えながら今年度プロジェクトを振り返りました。

成果としては、
・今までで初めてまちの中(新世界市場)に拠点を持ちプロジェクトを行えた
・たくさんの人に関わってもらえた
・今まで出会っていなかった地元の人たちに出会えた
・プロジェクトを継続していくための実験を行えた

反省点としては、
・外に向けて分かり易さを再編集する必要があった
・もっと効果的に集まったメンバーの技術を活かせればよかった
・タイムスケジュールが難しかった
などの意見が出ました。

そして、これからの課題として、ブレーカープロジェクトの活動はどういった形で継続していくのか?という話に及び、藤さんからは、既存のアートプロジェクトの見る/見られるという関係ではなく、一緒にどう現場を作っていけるのか。まちづくりではなく、「まちづかい」の実験として、いろんな場所を使い、いろんな人に出会うことで面白いものができるのではないかとの意見が出されました。

これまで積極的にまちに出て築いてこれた関係性を活かしながら、ブレーカーができることとは何なのか?このミーティングで出された意見も参考にしながら、未来についてのブレーカープロジェクトを考えてきたいと思います。

藤 浩志

アートの概念を美術史の中に位置づけるのではなく、「社会的に価値を認められていない存在(意識)を特別な存在として立ち上げるテクノロジー」として捉え、「地域資源、適正技術、協力関係」を活用した提案(デモンストレーション)型の表現活動を試みる。地域社会における対話と実験の現場をデモンストレーションという手法で立ち上げ、そこから発生するイメージの連鎖を重要視する。
http://www.geco.jp/
long interview [log-osaka]

まちが劇場準備中

2008年度は、ナビゲーターに美術家・藤浩志を迎え「地域に根ざした作品、活動を生み出す」ための実験として、約半年かけて新世界、西成周辺のフィールドワークを行います。そこから様々な「ズレ」を発見しつつ、対話を重ねることで立ち上がってきたプロジェクトを、まちを舞台に展開します。「まちを劇場にみたててシーンをつくっていく」また「日常の面白さをシーンとして再発見していく」そして、このプロジェクトはイベントではなく、「次につながっていくプロセス」ということで、タイトルは「まちが劇場準備中」。

  • *協力:(財)西成区コミュニティ協会/大阪市立デザイン教育研究所/大阪芸術大学教職員組/新世界町会連合会/新世界市場商業協同組合/通天閣本通商店街/ジャンジャン横丁/山王社会福祉協議会/山王女性会/山王連合振興町会/飛田連合振興町会/飛田地区商店街連合/飛田新地協同組合/飛田新地料理組合/通天閣観光株式会社/豊年食品株式会社(順不同)
  • *主催:ブレーカープロジェクト実行委員会/大阪市
  • *助成:(財)地域創造
  • *企画:雨森信
©Breaker Project.net