“アー”ツクール つれズレなるまま - BreakerProject.net

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地域に根ざした作品、活動、しくみを生み出すアートプロジェクトの実験
「まちが劇場準備中」

[project data]

レポート:新世界いっちょかみ体操

写真1:スパワールド大階段下 写真2:新世界市場北口 写真3 写真4:山王郵便局横駐車場 プロジェクトのひとつ『新世界いっちょかみ体操』が会期中の土日、まちの各所にて開催されました。

これまで新開地などでご当地体操を作ってきたプロジェクトメンバーの木須さんが、今回は新世界を舞台に体操を開発。
新世界名物の通天閣や串かつの他にルナパークや大阪国技館など歴史的なものも表した動きで、ジャンジャン横丁のテーマソング「恋してジャンジャン」に合わせ、体操を行います。

今回は、木須さんにとっては初めての試みとして体操チームを結成。(写真2)体操服をイメージしたチームユニフォームも作成しました。(写真3)

体操目当てのお客さんがほとんどでしたが、中には偶然その場所にいて参加してくれた方も・・・。
また、毎回来ていただいた常連さんもいらっしゃいました。
そして、20日(土)に開催された「山王郵便局横駐車場」では、たくさんの地元の方々が参加してくださいました。(写真4)


藤さんのブログでもレポートがアップされています

藤 浩志

アートの概念を美術史の中に位置づけるのではなく、「社会的に価値を認められていない存在(意識)を特別な存在として立ち上げるテクノロジー」として捉え、「地域資源、適正技術、協力関係」を活用した提案(デモンストレーション)型の表現活動を試みる。地域社会における対話と実験の現場をデモンストレーションという手法で立ち上げ、そこから発生するイメージの連鎖を重要視する。
http://www.geco.jp/
long interview [log-osaka]

まちが劇場準備中

2008年度は、ナビゲーターに美術家・藤浩志を迎え「地域に根ざした作品、活動を生み出す」ための実験として、約半年かけて新世界、西成周辺のフィールドワークを行います。そこから様々な「ズレ」を発見しつつ、対話を重ねることで立ち上がってきたプロジェクトを、まちを舞台に展開します。「まちを劇場にみたててシーンをつくっていく」また「日常の面白さをシーンとして再発見していく」そして、このプロジェクトはイベントではなく、「次につながっていくプロセス」ということで、タイトルは「まちが劇場準備中」。

  • *協力:(財)西成区コミュニティ協会/大阪市立デザイン教育研究所/大阪芸術大学教職員組/新世界町会連合会/新世界市場商業協同組合/通天閣本通商店街/ジャンジャン横丁/山王社会福祉協議会/山王女性会/山王連合振興町会/飛田連合振興町会/飛田地区商店街連合/飛田新地協同組合/飛田新地料理組合/通天閣観光株式会社/豊年食品株式会社(順不同)
  • *主催:ブレーカープロジェクト実行委員会/大阪市
  • *助成:(財)地域創造
  • *企画:雨森信
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