地域に根ざした作品、活動、しくみを生み出すアートプロジェクトの実験 「まちが劇場準備中」
レポート:オープンミーティング04〜プロジェクトタイトル決定!!
- 2008/11/01
- category: 事務局レポート
前回に引き続き、午前に拠点の掃除、午後にミーティングを行いました。
ミーティングでは各プロジェクトの企画発表、予算の振り分けなどと共に、このプロジェクト全体及び拠点の名称決めを中心に行いました。
プロジェクト名として藤さんが提案している「が劇場」というフレーズ。
プロジェクトエリアである新世界(浪速区)・山王・飛田・太子(西成区)全体を劇場とみたて、この地域を散歩したり、歴史を勉強したアーティストや学生たちが提案する作品やプロジェクトが存在することによって、地元の人にとって日常の風景を、地元ではない人にとっては超日常の風景を、フィクション、ノンフィクションを織り交ぜながら、新しい視線で捉えなおす試みとしての「が劇場」。
では、何が劇場であると、地域の人やプロジェクトに参加しようとしてくれる人たちに分かりやすいのか?ミーティングに参加しているプロジェクトメンバーと意見を出し合い、考えます。
商店街?
プロジェクト拠点であるもと煮豆屋にちなみ「豆劇場」?豆舞台?
と様々な意見が出た結果、「新世界・山王・飛田・太子 まちが劇場」と落ち着きました。
そして、この試みによって、なにが生まれ、なにが残るのか?どういうことを提案していけるのか?
答えを出すのではなく、アートプロジェクトがまちに関わる実験のプロセスと捉え、「準備中」という言葉を上記タイトルの後に付けることになりました。
「新世界・山王・飛田・太子 まちが劇場準備中」
プロジェクトタイトル正式決定です!
そして、プロジェクト拠点については、建物全体を「MaMeGeKi」、1階には「GELLERY MAME」「喫茶マメゲキ」を開催の約1ヶ月前にはオープンさせ、地元の人も含めた様々な人が集える場所に、また2階を「まちが劇場準備室」3階を「豆劇自由工房」と名付け、開催に向けてプロジェクトメンバーがミーティングをしたり、作品を制作したりする場所として機能させます。
開催中は作品展示場所などが載ったエリア全体のプロジェクトマップの販売場所として来場者の皆さんに立ち寄ってもらうスタート地点、また拠点全体も展示会場として楽しんでもらえるようにしようと考えています。
※藤さんのブログでもレポートがアップされてます その1 その2
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