“アー”ツクール つれズレなるまま - BreakerProject.net

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地域に根ざした作品、活動、しくみを生み出すアートプロジェクトの実験
「まちが劇場準備中」

[project data]

開催情報 飛田会館のそうじ

西成区の飛田会館3階にある「開かずの間」。
もう何十年も使われず、誰も入っていなかったというこの空間を、まずは「掃除」をしてみることから始めてみようということになりました。

大正時代に建てられた飛田会館。
2005年にこの会館のすぐ近くで「野点」を開催した時には水をいただいたり、2007年には建物の敷地内で実際に「野点」を開催させてもらうなど、ブレーカープロジェクトではこれまでも大変お世話になっています。

しかし、私たちも、この「開かずの間」の存在を知ったのは今回が初めて。
会議室として使われていたというこの開かずの間は、天井も高く、木製の机と映画館にあるような開閉式の椅子があり、大学の講義室のようなスペースです。(詳しいレポートはこちら

藤浩志さんは、ここを見てすぐに「どうしても掃除したい!使いたいというより触りたい、磨き上げたい」ということで、今回、掃除をさせていただくことになったという経緯です。

「興味深い空間は実際に手や体を動かして掃除するプロセスでしか作れない」
という藤さんといっしょに、飛田会館の掃除に参加してくださる方を募集しています!

定員には限りがありますので、参加ご希望の方はお早めにお申し込みくださいませ。


■日時:10月6日(月)、7日(火) 10時~17時

■集合時間:9時30分

■集合場所:プロジェクト拠点 (新世界市場内 もと煮豆屋さん)
■集合場所へのアクセス:大阪市営地下鉄・堺筋線[恵美須町]駅 3番出口より南へ徒歩1分/御堂筋線[動物園前] 5番出口より北へ徒歩5分

■定員:20名

■参加申込み:メール もしくは 電話(080-6172-8667)まで、参加希望日(両日でも、どちらかでもOK)とお名前ををご連絡ください


※衣服が汚れますので、汚れてもよい服装でお越しいただくか、着替えをご用意ください。

※ボロ布・ぞうきん等がありましたらご持参ください。

藤 浩志

アートの概念を美術史の中に位置づけるのではなく、「社会的に価値を認められていない存在(意識)を特別な存在として立ち上げるテクノロジー」として捉え、「地域資源、適正技術、協力関係」を活用した提案(デモンストレーション)型の表現活動を試みる。地域社会における対話と実験の現場をデモンストレーションという手法で立ち上げ、そこから発生するイメージの連鎖を重要視する。
http://www.geco.jp/
long interview [log-osaka]

まちが劇場準備中

2008年度は、ナビゲーターに美術家・藤浩志を迎え「地域に根ざした作品、活動を生み出す」ための実験として、約半年かけて新世界、西成周辺のフィールドワークを行います。そこから様々な「ズレ」を発見しつつ、対話を重ねることで立ち上がってきたプロジェクトを、まちを舞台に展開します。「まちを劇場にみたててシーンをつくっていく」また「日常の面白さをシーンとして再発見していく」そして、このプロジェクトはイベントではなく、「次につながっていくプロセス」ということで、タイトルは「まちが劇場準備中」。

  • *協力:(財)西成区コミュニティ協会/大阪市立デザイン教育研究所/大阪芸術大学教職員組/新世界町会連合会/新世界市場商業協同組合/通天閣本通商店街/ジャンジャン横丁/山王社会福祉協議会/山王女性会/山王連合振興町会/飛田連合振興町会/飛田地区商店街連合/飛田新地協同組合/飛田新地料理組合/通天閣観光株式会社/豊年食品株式会社(順不同)
  • *主催:ブレーカープロジェクト実行委員会/大阪市
  • *助成:(財)地域創造
  • *企画:雨森信
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