地域に根ざした作品、活動、しくみを生み出すアートプロジェクトの実験 「まちが劇場準備中」
レポート:飛田の夏祭りに参加しました!
- 2008/07/25
- category: 事務局レポート
7月24・25日、西成区の飛田地区でお祭り(天満宮夏祭)が開催されました。
炎天下での開催でしたが、ヨチヨチ歩きの幼児から中学生まで、想像以上の子どもたちが参加していました。お祭り後に貰えるお菓子目当て?に、他の地区からもたくさんの子ども達が参加しているようです。
大人も子どももお揃いの法被に、大人は「飛田連合」と書かれた笠、子どもたちは麦藁帽子を被っています。お神輿は、1ヶ月ほど前の事務局での西成リサーチ時より更にパワーアップされており、屋根の四隅に一体ずつ鳳凰が追加されていました。(写真2)中央の鳳凰と同様、手作り。こちらは4体あるので、型から制作されたということです。
お神輿は、13時にふれあい会館を出発し、ラムネ休憩、アイス休憩、スイカ休憩をはさみながら、3時間ほどかけて飛田地区を練り歩きます。いつもはあまり子どもの姿を見かけないまちなので、太鼓の音と子ども達の声に沿道の大人たちの表情もほころびます。
お神輿に乗りこむお囃子の子どもたちは4人。小学高学年くらいから中学生までの飛田の子どもたちで、かけ声をかける子が1人、太鼓はメインの子が1人と、合いの調子をとる子が2人。4人1組となって途中で交代します。中には女の子も2人ほどいました。太鼓の練習は、前日の数時間だけのようですが、手馴れた様子で順調に進んで行きました。
強い日差しとアスファルトからの熱気で、大人も子どももかなり疲れていましたが、冷たいもので充分に水分を補給し休憩しつつ、終了予定の15時を大幅にすぎて、ふれあい会館に到着。子ども達はすぐにお菓子を受け取り、疲れたのか?早くお菓子が食べたいのか?早々に帰っていきました。連続で参加した子が「2日目の方が多い」と言って見せてくれた大きな紙袋の中には、私達も驚くほどお菓子がぎっしり詰まっていました。大人たちも会館で用意されている冷たいビールで乾杯!宴会が早速始まっていました。
お祭りの慌しさで地元の方にゆっくりお話を聞く機会をとれませんでしたが、ラムネやスイカをご馳走になり、事務局一同もお祭りを楽しませていただきました。
今日の出来事が、今後どのようなアイデアとつながり展開していくのか、、、楽しみです。
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